m(_ _)m
今後はもっと頻繁に、この投信ブログを書きたい
と思います。
本日の日本経済新聞に、日本の投資信託の実態を
書いた記事があったので、ご紹介させていただきます。
私は以前からこの投信ブログで「日本の投資信託を
運用する人は、必ずしも投資の経験があるわけではない
人が運用している」と申し上げました。
それを裏付ける記事です。
以下で、日本経済新聞の記事のポイントを申し上げます:
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1.記事では、三菱UFJ投信が扱っている、愛称「凄腕」
という優秀な投資信託とそのファンドマネジャーだった
人を紹介している。
2.「凄腕」は、2000年10月の運用開始から08年2月まで
基準価格(分配金再投資ベース)では、約43%上昇
している。
3.同じ期間、TOPIX(東証株価指数)は、約五%下落
しているので、TOPIXをはるかに上回る。
4.その「凄腕」を運用していた優秀なファンドマネジャーは
糸島孝俊氏。
5.しかし糸島氏は、2年半前から思うような運用ができて
いなかった。
6.その理由は、社内で昇進したために、人事管理や若手育成、
資料作成など、運用に全く関係ない仕事の多くを任される
ようになった。
7.また運用は、チーム制になったため、糸島氏の力が発揮
できない状態になっていた。
(これを「サラリーマン・ファンドマネジャー」と確か
業界では呼びます。)
8.「日本の会社では、ファンドマネジャーとして力を発揮
できないので、糸島氏は三菱UFJ投信を去り、英系の
ヘッジファンドに転職して、もう一度プロのファンド
マネジャーとして再スタートをした。
9.日本の場合、ほとんどの投信運用会社は、証券、銀行、生保
など大手金融機関の系列に属している。しかもそれら親会社で
営業や人事など、運用とは全く関係のない仕事をしてきた
人が、投資信託を運用するファンドマネジャーに就任することが
珍しくない。
10.しかもファンドのトップは先の糸島氏のように、運用以外の
仕事もやらされるため、運用に集中できない。
11.また親会社が投資信託を販売するため、親会社の都合や意向を
組み入れざるを得ない。
12.アメリカでは、日本のような親会社に属さず、独立した運用
会社がいくつもある。アメリカの三大投信会社、キャピタル、
バンガード、フィデリティは、全て独立系。
13.親会社が存在しないので、良い運用成績を出して、顧客を
獲得しる必要がある。
14.日興アセットマネジメントは、最近、こうしたサラリーマン
ファンドマネジャーを排除する動きをし始めた。
15.フィデリティ投信社長から日興アセットマネジメントの
社長兼最高投資責任者(CIO)になったビル・ワイルダー氏
は、一人が一つのファンドを担当し、実力主義を前面に
押し出す決定をした。
16.ファンドの担当者の雑用は減らし、報酬は運用成績に連動
するシステムにした。
【第2部自立を阻むもの(3)
「凄腕」が去ったワケ(日本人とおカネ)】
2008/03/01, 日本経済新聞 朝刊, 1ページ より