続きです。
まず先日書いた中で、補足が少々あります。
先日のブログ「さわかみ投信の真骨頂」
(http://katsutoushin.seesaa.net/article/79568290.html )
にて、以下のように書きました:
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澤上篤人氏は以下のように説きます。
どんな企業でも、必ず投資の時期と利益を拡大する時期が
あり、そのような「利益成長サイクル」を繰り返している
その間の財務を調べる際、投資の時期にどのような項目が
増大し、どの項目が減少したか?
また利益拡大時期には、どの項目が増大し、どの項目が減少
したか?
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具体的に、どんな項目か、以下で申し上げます。
具体的な項目があるほうが、ご理解しやすいからです。
企業が投資をして、利益を得るには、以下のようなサイクルに
なるそうです。
(以下は、設備投資を必要とする企業ですので、製造業、
つまり重厚長大の企業をさしているのでしょう):
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1. 企業は事業を拡大するために、設備投資をする。
2. 減価償却費や支払い利息、そして固定資産税などが増加する。
3. 財務は悪化し、利益も圧迫される。
4. 設備投資が終わりに近づく。
5. BS(balance sheet =貸借対照表)の固定資産は、
さほど増加しなくなる。
6. 2、3年後、PL(profit and loss statement = 損益計算書)
にある、減価償却費の増加も減少に向かう
7. 利益が増加し始める。
8. 支払利息も借金も減少し始める。
9. 設備投資をしていたため、ROE(株主資本利益率)が低くなって
いたが、利益が増加してきたため、ROEも高くなってくる。
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週刊東洋経済 2007.11.17 「長期投資の達人に聞く 伸びる会社の見分け方」
50〜51ページに書かれている事を、15倍株発掘投資家Kazが編集
して、上のように分かりやすく書き直しました。
(週刊東洋経済 http://www.kazkabu.com/toyokeizai.html )
(1冊600円が、360円に!)
な〜るほど
さわかみ投信の澤上篤人氏は、企業分析の際、
ROE(株主資本利益率)はチェックしますが、ただ単に
「ROEが高いから、この企業の株を買おう」といった
見方をしないそうです。
上で挙げた 1.〜 9.の順序によって、ROEが
どれだけ高くなるかを想定して、投資をするのです。
続く